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信仰、希望、愛、と焼き印が押された、新宿栄光堂の「ハレルヤ饅頭」

Mary Christmas! And A Happy new year!

気が付けば2019年も終わりに近づき、新しい年を迎えようとしています。年の経つ早さに驚きつつも、やはりめでたいのはお正月。おせちやおもち、お汁粉、お抹茶、お年玉(もらう方はいいがあげるほうは…)が一挙に楽しめる大イベントとも言えます。そんな時期にぴったりなのが、今回紹介したい、新宿栄光堂の「ハレルヤ饅頭」です!キリスト教といえば、一般的に何となく洋風なイメージが浮かびますが、和菓子にハレルヤとは意外な組み合わせな感じがします。そんなハレルヤ饅頭に興味をそそられ、どんなに美味しかろうと新宿栄光堂にお邪魔してきました。

店名の由来はお父さんのお名前からとのこと。

若松河田駅から徒歩5分。ビルやお店が立ち並ぶ中の一件にそのお店はありました。暖簾をくぐり、がらりと戸を開けると優しそうな店主の片岡義雄さんがいらっしゃいませと出迎えてくださいました。和菓子教室も開いているようで、数人のお客さんが集まり、「自分で作ったのが一番可愛いんだよね~」と和やか雰囲気の中で、可愛らしいウサギや水仙のねりきりを作っていました。(初めてやってきた筆者にも笑顔で出迎えてくださり、とても嬉しかったです。)

ハレルヤ饅頭にはみ言葉のカードが添えられ、民数記のバージョン、コリントのバージョン、テサロニケのバージョン、2個入りのものがあり、今回はコリントのバージョンをいただきました。コリントのハレルヤ饅頭は3個入りでそれぞれ、信仰、希望、愛、と焼き印が押されてあります。信仰には白あんが、希望には粒あんが、愛にはこしあんが入っており、生地は薄皮でしっとりしており、爽やかな優しい甘み。白あんはフルーティーで爽やか、粒あんはまったりと濃厚、こしあんはまろやかな優しい甘さ。生地には大和芋がたっぷり入れられ、餡は極上の北海豆を白ザラ糖と和三盆で練り上げられているそう。とてもおいしいお饅頭でした。(要注文です。)

クリスチャンでこのハレルヤ饅頭の製作者である店主の奥さんの片岡文子さんにお話を伺うことが出来ました。お店は新潟であんこ屋を営まれていたご主人のお父様がなんと宝くじに当たり(当時としては相当な額だったそう)、新宿でお店を出されたそう。ご主人の代は2代目でご主人と奥さんはご結婚されてから和菓子のお仕事を始められたようです。お仕事を始めてみて実際は結構大変で、ご家族で行う仕事のストレスだったり、忙しい時期は日曜日や朝早くから働かなければならなかったりと苦労されたそうです。そして、意外にも、奥さんは手先が不器用だそうで、細かい作業を必要とする和菓子やおいなりさんを作る仕事がとにかく嫌いだったそう。そんな中、キリスト教の幼稚園でも10年程働いていた奥さんは、教会の人とのつながりが増え、さらにつながりを持ちたい、また、喜んでもらいたいとの思いから、ハレルヤ饅頭を考案し、そこにかけたそう!そして、ハレルヤ饅頭はなんと日本基督教団の出版社に誰かが差し入れとして持っていったことをきっかけに、雑誌「こころの友」に取り上げられ、全国から注文を受けるようになりました。卒業式、入学式、敬老の日等の行事には沢山の注文が入るそう。また、お饅頭についたみ言葉のカードを気に入って未信者の方が教会に行かれ、クリスチャンになるきっかけにもなったと喜ばれていました。沢山の出会いがハレルヤ饅頭を通して与えられたそうで、今では精神科のデイサービスで和菓子教室を行ったり、和菓子作りの本を出版されたりしています。今後の夢は教会で和菓子教室などを開き、教会の和菓子を作っていきたいそう。尊い働きに感謝です。

新宿栄光堂ではハレルヤ饅頭のほかに、イースターねりきりやクリスマスねりきり、季節のねりきりなども置かれ、御言葉のカードを添えて素敵なプレゼントにもなります。

優しい片岡ご夫妻を思い出しながら、また一口ハレルヤ饅頭をぱくり。

美味しくて嬉しくて、誰かと分け合いたくなる、そんなお饅頭でした。

新宿栄光堂
住所: 〒162-0056 東京都新宿区若松町30-7
営業時間: 10:00~19:30
定休日: 日曜日
TEL: 03-3202-3799
FAX: 03-3202-3799
都営地下鉄大江戸線”若松河田駅”下車徒歩5分

 

 

イラストレーターやフォトショップを使ってチラシのデザインやイラストを制作、たまものクラブ会員、ショップ取材、インタビューを担当

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